工事・計画

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松江市/新庁舎建設/延べ2万平米、20年度に1期工事着手  [2019年5月7日9面]

 松江市は、「松江市新庁舎」の基本設計素案=イメージ図=を策定した。2020年度に設計を終えて新庁舎1期工事に着手、22年度に完成させる。23年度に既存本館を解体して新庁舎2期工事と既存西棟改修工事に入り、25年度の完成を予定。26年度には3期工事となる外構・別棟整備、既存別館解体工事を行い、事業完了を目指す。基本・実施設計は石本建築事務所・小草建築事務所・矢野建築事務所JVが担当している。27日までパブリックコメントを行う。
 基本構想・基本計画で掲げたテーマは「市民の想いを積み重ねる『だんだん』~松江の歴史と風景に寄り添い、人とまちをつなぐ、松江らしい庁舎~」。▽安全・安心の拠点として市民の暮らしを守る庁舎▽利用環境に優れた人にやさしい庁舎▽機能的・効率的かつ地域のにぎわいにもつながる庁舎▽環境と景観に配慮した庁舎▽「松江らしさ」があふれる庁舎-をコンセプトに設計を進めている。
 建設地は末次町86(敷地面積約2ヘクタール)。新庁舎の規模はS一部RC造地下1階地上6階建て延べ約2万0500平方メートル。免震構造を採用する。倉庫棟(S造2階建て延べ約500平方メートル、耐震構造)、車庫棟(S造2階建て延べ約600平方メートル、同)も整備。既存の西棟(RC造5階建て延べ約2800平方メートル、同)は改修して利用する。
 新庁舎は、現庁舎の分棟配置による不便さや非効率さを解消しつつ、西棟との一体性を確保するために現本館敷地内に整備。一畑電車松江しんじ湖温泉駅と末次公園とを結ぶ動線に配慮したレイアウトとし、街の連続性を創出する。基本計画で想定していた立体駐車場の整備は取りやめ、新庁舎の地下に駐車場を整備することで来庁者の利便性を高める。
 外観は歴史・自然・風土と調和するデザインとし、松江城天守閣からの眺望を考慮して高さを29・5メートルに抑える。上層階になるほど小さくなる階段状の形態を採用。松江城天守から嫁ケ島への眺望を確保し、対岸からの眺めが単調な風景とならないようにする。

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