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三井住建道路/高耐久舗装の経年調査実施/半たわみ性舗装と同等の耐久性維持  [2019年5月10日3面]

試験舗装をした箇所。左がハイパーアスコン、右が半たわみ性舗装。いずれもわだちや骨材の飛散などが見られなかった

 三井住建道路は、2017年秋に商品化した高耐久性アスファルト舗装「ハイパーアスコン」の耐久性を確認した。舗装後1年半が経過した箇所で経年調査を実施。同時期に施工した半たわみ性舗装と劣化具合を比較したところ、同等の耐久性を維持していることが分かった。
 ハイパーアスコンは耐油性や耐久性の高さが特長で、17年11月以降、現在までに約2000平方メートル(約200トン)の施工実績がある。試験結果を踏まえ、今後は大型車両の通行が多い物流センター、工場などを対象にさらなる適用拡大を図る。年間約6000平方メートル(約800トン)の施工を目指す。
 同様の特性を持つ既存の舗装や半たわみ性舗装と違い、施工過程でセメントミルクの充てんが不要なため、最大で60%の工期短縮が可能。施工後早期開放できるため、利用者への影響を抑えられる。舗装材料の混合時に特殊樹脂を添加するだけで製造できるため、一般的なプラントで製造できるメリットもある。
 試験施工を実施したのは長野県塩尻市にあるみどり湖パーキングエリア。大型車が長時間停止したり、車両から油が漏れたりする箇所で2種類の舗装を施工し、比較検証した。ハイパーアスコン、半たわみ性舗装のいずれもわだちやタイヤのねじりによる骨材飛散などが見られず、良質な路面を維持できることが分かった。

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