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SKE/鉄骨工事に生産支援クラウド導入/データ管理や資料作成の負荷軽減  [2019年5月13日3面]

 鉄骨工事を手掛けるエスケーエンジニアリング(SKE、東京都中央区、山口和史社長)は、建設生産を支援するクラウドシステムを導入した。現場でのデータ管理や資料作成で業務が逼迫(ひっぱく)する課題にIT環境の整備で対処する。親会社である阪和興業の鉄鋼営業部も同じシステムを導入し、工事の上流工程との連携を一段と強化する。
 導入したのはフォトラクション(東京都中央区、中島貴春社長)が提供する建築・土木の生産支援クラウド「フォトラクション」。工事現場の業務に特化した機能や操作性の良さ、サポート体制などを評価し、全社で展開することにした。
 今後はフォトラクションが別に提供する建設産業に特化した人工知能(AI)エンジン「アオズクラウド」も利用。クラウドサーバーに蓄積したデータのAI解析を進めることで写真から検査、図面から積算といった業務を自動化し、多くの人材と手間が掛かっていた業務の効率化を図る。生産性だけでなく、利益率向上や業界でのプレゼンス向上にも役立てていく。
 ゼネコンでは、タブレット端末の活用を含めた現場のIT化が進展し、生産性向上へ効果を上げている。一方、鉄骨専門の工事会社の多くが小規模事業主であり、そうした取り組みが必ずしも進展している状況にはない。山口社長は今回の取り組みを「業界にとっても非常に意義のあること」と説明。業務の効率化やペーパーレス化、AI活用による飛躍的な生産性向上が期待できると見ている。

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