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きんでん/照度測定ロボットを開発/1人で測定可能、実質作業時間90%削減  [2019年5月13日3面]

開発した照度測定ロボット

 きんでんは、タブレット端末と連携して照度測定を行う「照度測定ロボット」=写真=を開発した。従来の測定方法と比較して照度測定に関わる実質的な作業時間が約90%削減でき、作業効率も大幅に向上する。装置本体の外装は首都大学東京のロボット研究開発拠点・サービスロボットインキュベーションhub(serBOTinQ)との共同研究で、近未来をイメージしたデザインにした。
 照度測定ロボットは、タブレット端末で図面データを読み込み、照度測定点などが容易に設定できる。自律走行で自動的に照度測定点に移動し、データを測定および記録が行える。
 作業員1人で持ち運びが可能。測定結果が自動的に記録され、自由に取り出すこともできる。従来2人で行っていた照度測定作業が1人で行える。自律走行中は操作が不要で、作業員は照度測定中に別の作業に従事できるようになる。
 外形寸法は幅380ミリ、奥行き605ミリ、高さ260ミリ(照度計および照度計取付治具を除く)。重さは約12キロ、走行速度は時速1・125キロ。測域範囲30メートルの2次元測域センサー、バンパーセンサー、落下防止センサーを搭載し、約2時間の連続走行が可能だ。充電時間はバッテリー1個当たり約3時間。照度計取付高さは机上面照度測定時で700~1100ミリ、床面照度測定時は130ミリ。
 電気設備工事で実施する照度測定作業は、太陽光の影響を受けない日没後に行う。照度計の数値を読み上げる測定者と、測定した数値を紙の図面などに記録する記録者の2人一組で作業を実施。工事品質を確保しながら労働環境の改善ができる取り組みが求められていた。
 ロボットは、22~24日に東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれる「JECA FAIR 2019~第67回電設工業展~」で来場者に披露。展示会の製品コンクールにも出品する。

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