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九州整備局、国総研/2カ所で空中電磁探査調査実施へ/無降雨時の斜面崩壊解明めざす  [2019年5月14日11面]

 九州地方整備局と国土技術政策総合研究所(国総研)は、降雨がない状態などで発生する斜面崩壊の仕組みの解明や危険斜面抽出手法の確立を進めている有識者らの「無降雨時等の崩壊研究会」の取り組みの一環としてヘリコプターを使用した空中電磁探査調査を同局管内の2カ所で実施すると発表した。14日に鹿児島県南大隅町船石川周辺、17日に大分県中津市耶馬溪町周辺で調査を行い、地質などを確認する。
 空中電磁探査は人工的に発生させた磁場が地盤に透入する際に生じる電磁誘導現象を利用して地盤の電気的性質を調査する物理探査方法。現地に立ち入ることなく短時間で面的に地下水や地質に関する電気的性質(比抵抗)を確認できる。今回は研究会が選定した2カ所で実施する。
 研究会は2018年4月11日に発生した中津市耶馬溪町の土砂災害を受けて設置。19年度までの2カ年で危険斜面の抽出マニュアルをまとめる予定。

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