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清水建設/長期ビジョン策定/非建設事業にウエート、30年度に粗利益35%目標  [2019年5月15日1面]

 清水建設は2030年度までの長期ビジョンを発表し、31年3月期の連結業績で売上高から売上原価を差し引いた売上総利益(粗利益)について、非建設事業の割合を19年3月期の10%から35%まで引き上げる目標を掲げた。=3面に関連記事
 井上和幸社長は「不動産開発などの非建設事業のウエートを大きくし、そこで利益を出せる体質にしていく」と建設事業に依存しない経営方針にシフトしていく考えを明らかにした。
 31年3月期の連結業績目標は経常利益2000億円以上(19年3月期1339億円)に設定。粗利益は海外の比率を19年3月期の5%から25%まで大幅に引き上げる。2000億円以上の経常利益を達成するため、19~23年度の5年間を先行投資期間に位置付け、総額7500億円の大型投資を行う。後半は持続的成長期間として投資を回収しながら利益を積み上げ、成長を実現する。
 19年度から5カ年の中期経営計画では、業績目標として24年3月期に連結ベースで売上高1兆8800億円、経常利益1400億円などを盛り込んだ。「海外の成長エンジンを取り込めば、24年度以降は毎年5%程度の成長が見込める。31年3月期には2000億円の経常利益が達成できる計算だ」(東佳樹執行役員コーポレート企画室長)として、大型投資では海外の不動産開発などにも積極的に投資する。

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