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大成建設ら3社/ウェルネスサポートシステム開発着手/オフィスでの生産性向上を支援  [2019年5月15日3面]

システムのイメージ

 大成建設、カネカ、コルラボ(東京都国立市、中村俊代表取締役)の3社は、オフィスの空調や照明を自動制御することで、働く人の生産性向上を支援するシステムの開発に着手した。心拍を把握するバイタルセンサーを使って働く人の身体状態を常時把握・分析し、身体状態に応じて室内環境を制御する。実物件への適用に向け、年度内にも実証実験を行う予定だ。
 システムでは、机に設置したバイタルセンサーで心拍を常時計測し、計測結果から対象者の疲れや緊張といった身体状態を把握する。データの分析結果をパソコンなどの端末画面に表示し、働く人への「気づき」を促す。具体的には、対象者が眠気を感じている場合は風を送ったり、疲れている場合は端末の画面上に休憩することを促す表示を出したりして運用することを想定している。
 取得したデータを使い、部署単位で健康状態の傾向把握に活用することもできる。オフィス設計のノウハウにフィードバックすれば、より効果的な健康促進や生産性向上のための環境整備につなげられる。
 技術センター都市基盤技術研究部空間研究室の張本和芳氏によると、「企業による働き方改革の取り組みが活発化しており、社員にとって働きやすいオフィスのニーズが高まっている」という。
 同システムは、15日からインテックス大阪(大阪市住之江区)で開催する「夢洲次世代まちづくりEXPO」(主催・夢洲次世代まちづくりEXPO実行委員会)で展示する予定だ。

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