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三井住友建設/鉄筋組み立てロボット実用化にめど/配置や結束を自動化  [2019年5月16日3面]

自動化システムのイメージ図

 三井住友建設は15日、鉄筋組み立て自動化システム「ロボタラス」の実用化にめどを付けたと発表した。ロボットアームを使ったシステムで、手作業だった鉄筋の供給、配置、結束を自動化する。実際の鉄筋配置・結束を模したシステムの動作試験を社内で実施し有効性を確認した。鉄道構造物の軌道スラブ製造を対象に導入を目指す。
 ロボタラスは、ロボットアームの先端部分で鉄筋保持具と鉄筋結束機を自動着脱し、鉄筋の配置と結束作業を行う。作業員が鉄骨材と結束ワイヤを機械に補充するだけで、軌道スラブ向けの鉄筋組み立てができるようになる。作業の省力化や省人化につながる。動作試験を行い、有用性を確認。導入にめどをつけた。
 同社の三田川PC工場(佐賀県吉野ケ里町)では、九州新幹線で使われる軌道スラブを生産。鉄道建設・運輸施設整備支援機構から受注した「九州新幹線(西九州)、武雄・大村間軌道スラブ製作運搬」工事では、2017年11月~21年2月の期間で1万1933枚の軌道スラブを製造する。
 鉄筋の組み立ては手作業で行っている。作業負担の軽減や生産性向上を図るため、同社は自動化システムの開発に着手していた。今後は、需要が高まるプレキャスト(PCa)部材の製造に活用するため、PCa工場への導入を目指す。

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