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愛知県/地蔵川ポンプ場築造(春日井市)/10~12月期に関連土木工事2件を発注  [2019年5月17日7面]

完成予想図。地蔵川が右から左、八田川が上から下に向かって流れる。中央の橋が御幸橋

 愛知県は、2011年9月の台風15号で大きな被害を受けた地蔵川と八田川の合流点付近で本年度、地蔵川ポンプ場(春日井市追進町)の築造に着手する。併せて、八田川の改修も促進し、御幸橋架け替えを実施する。同ポンプ場土木工事と同橋下部工などを第3四半期に発注する。21年度に同ポンプ場の一部供用開始を目指す。
 台風15号豪雨では、地蔵川が氾濫、八田川でも堤防が越流し、春日井市や名古屋市北区で約100戸の床上浸水が発生した。そのため県は、14年度に河川整備計画を改定、両川の合流点付近にポンプ場を新設、地蔵川の水を八田川に放流し、八田川の拡幅や堤防のかさ上げなども行うことにした。17年度には、国の床上浸水対策特別緊急事業の採択を受けた。改修事業により、10年に1回程度想定される時間雨量63ミリの豪雨に対応させる。
 計画によると、ポンプ場は排水能力毎秒45立方メートル。このうち21年度までに能力毎秒約8・3立方メートルのポンプ3台を備える。将来的には20立方メートルのポンプ1台を合わせ、合計4台を設置する。本年度に土木、機械、電気工事を発注する。土木仮設工事に15カ月、ポンプ場機械、電気工事にいずれも27カ月の工期を見込む。来年度は場所打ちRC造の吐水槽や前池、吐水樋管、地下1階地上2階建ての躯体築造などを発注する見通し。
 八田川の河川改修では、地蔵川との交差部から下流約600メートルを対象に、川幅を2~3メートル程度広げる。新しい堤防は、現在より高さ約1・6メートル、幅約15メートルほど広がる。流下能力を毎秒73立方メートルから220立方メートルへ大幅に増やす。改修対象区間にある御幸橋の架け替えは現在、仮橋が施工中。本年度から旧橋撤去と新橋(延長約40メートル)の橋台工に着手し、早期完成を目指す。

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