行政・団体

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

全鉄筋/CCUS対応で企業評価準備委始動/技能者能力評価の取り組み本格化  [2019年5月17日2面]

準備委の初会合=15日、東京都千代田区の全鉄筋事務所

 全国鉄筋工事業協会(全鉄筋、岩田正吾会長)は、建設キャリアアップシステム(CCUS)に基づく「建設技能者の能力評価」と「企業の施工能力の見える化」に対応する企業評価事業の準備委員会を始動した。まずは「鉄筋」が先行4職種の一つとなって整備を進めてきた基準を用いて、CCUSカードの四つの色分けに対応する能力評価に取り組めるようにする。
 準備委は来月7日の総会の承認と内閣府への事業変更申請を行い、「CCUS企業評価事業委員会」として正式に発足する予定だ。委員長に東京都鉄筋業協同組合の新妻尚祐理事長、副委員長に千葉県鉄筋業協同組合の樋脇毅理事長が就く。地域で異なる商慣行や施工方法、評価方法などがあることを踏まえ、全国のメンバーに参加してもらって意見を集約し、評価に反映させていく。
 能力評価に基づき技能労働者へ配布されるCCUSカードは、最上位となるレベル4(登録基幹技能者など)がゴールド、レベル1(見習い)がホワイト、その間に位置するレベル2(中堅)がブルー、レベル3(職長)がシルバーに色分けされる。レベル2、3の能力評価基準づくりは、国土交通省から職種別の専門工事業団体に委ねられている。
 準備委初会合では先行4職種として進めてきた基準を了承。今後、国土交通大臣の認定を受けて能力評価を行っていくことになる。鉄筋ととび、型枠、機械土工の4職種は年度内にも4種類のカードが交付される見通しだ。
 4段階で評価された建設技能者を何人抱えているかなどで施工能力を評価する見える化については、外部委員にも参加してもらう第三者委員会を別途組織し、客観性を持って評価を行えるようにする。
 15日に開かれた準備委の初会合で新妻委員長は、能力評価基準について国交省から作業が急がれている現状を踏まえ、「スピード感を持って議論を進めていきたい」と話した。基準作りの進捗は、6月にも国交省が各団体に対して行うヒアリングの中で報告する。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。

インフラ・ビジネス最前線―ODAの戦略的活用
 途上国や新興国で日本の民間企業が行うイ...続きを読む
建設業で本当にあった59話の心温まる物語
およそ500万人が働く建設業界。それぞれ...続きを読む
作業現場が危ない?!熱中症予防・対策マニュアル
熱中症は、早期の対処で重症化を防げる疾患...続きを読む
中小企業の事業性を向上させる税理士の経営支援
身近な専門家である税理士の支援を受け、中...続きを読む
DVD 道路工事の労働災害・公衆災害
安全教育用DVD「つくる!安全現場の一年...続きを読む