工事・計画

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大阪市港湾局/天保山客船ターミナル整備/PFI実施方針公表、5月に入札公告  [2019年5月20日10面]

 大阪市港湾局は、「天保山客船ターミナル整備等PFI事業」の実施方針を公表した。新ターミナル施設の整備や維持管理、余剰容積を活用した独立採算施設の整備・維持管理・運営などを一括して委ねる。月内に特定事業に選定し、総合評価一般競争入札を公告する。6~7月に現地説明会を開いた後、9月に参加表明書と資格確認書類、11月に入札書・事業提案を受け付け、12月に落札者を決定。2020年1月に仮契約、同3月に事業契約を結ぶ。
 事業場所は港区築港3の11の8(区域面積1万0810平方メートル)。1969年に貨物上屋として建築された現ターミナルは、RC造2階建て延べ約3000平方メートル。83年に耐震補強が行われたが、老朽化とバリアフリーに未対応であることや、クルーズ客船の大型化に伴い、現行スペースでは入出国手続きに時間を要するなどの課題を抱えている。
 新築するターミナル施設は入出国審査スペース、荷物置き場、多目的ホールなどで構成。独立採算施設は事業者提案に委ねる。
 事業方式はBTO(建設・移管・運営)。統括マネジメント業務や、ターミナル施設の設計・施工・工事監理業務、新ターミナル施設の所有権移転業務、暫定ターミナル施設の維持管理業務などを行う。独立採算事業の場合は事業用定期借地権設定契約を結び、施設の整備・運営業務を担う。
 設計・施工期間は20年3月から23年3月まで、維持管理期間は20年4月から52年3月(暫定ターミナル施設含む)までの約32年間。
 参加資格要件は複数企業で構成するグループ。ターミナル施設の設計企業は09年度以降に旅客ターミナルを含む施設(延べ1000平方メートル以上)の設計実績を有することなど。施工企業は少なくとも1社が経営事項審査の建築一式工事の総合評定値1100点以上など。

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