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凜/ナカノフドー建設名古屋支社営業部長・奥野祐子さん/営業職でも女性活躍を  [2019年5月20日12面]

奥野祐子さん

 生まれも育ちも名古屋。もともとは小学校の先生になりたくて大学で教職課程を取り、教員免許も取得した。教育実習は感動したが、父親から「こんな会社もあるよ」と勧められたのが営業譲渡前の不動建設だった。会社訪問をしてみると「とても活気があり雰囲気が良く感じられた」。外資系など大手企業の内定をもらっていたが、会社訪問での印象が決め手になり建設会社への就職を選んだ。
 配属は営業事務だったが30歳の時、一念発起して民間営業の仕事に挑戦。食品メーカーを中心に飛び込み営業を続けた。業種を「食品」に絞ったのは、生活に欠かせない“衣食住”の一つで、商品が身近で興味もあったから。図書館に通って関連する資料を調べ営業の参考にした。「泣いたりつらかったり…。いろいろなことがあったけれども、応援してくれたお客さま、背中を押してくれた上司や同僚のおかげでいまの自分がある」と話す。
 「飛び込み営業は大変。でも自分で開拓した顧客は思い入れも強くなる」。組織をマネジメントする立場になったが、安定した業績確保には「継続顧客と紹介」だけでなく「新規開拓」が不可欠と力を込める。
 女性が活躍できる場が広がりつつある建設業界。技術職は増えているが、営業職はまだ少数派。さらなる飛躍を願っている。(おくの・ゆうこ)

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