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アクティオ/新VR安全教育システム開発/バックホウの事故を疑似体験  [2019年5月22日3面]

体をのけぞらせるVR体験者〈右〉

 アクティオは21日、建設現場での安全性を確保するため、VR(仮想現実)による安全教育システム「セーフティ・トレーニング・システム・オブ・アクティオ バックホウ編」を新たに開発、8月からサービスを開始すると発表した。バックホウに加え、高所作業車、感電などの事故の疑似体験ができる。
 昨年7月にサービスを開始したVRシステムでは高所作業車の体験がメインだった。解像度を高め、よりリアルな体験が可能となった。バックホウの事故では、荷づり状態での横転や旋回中、後進時の巻き込み事故などが疑似体験できる。高所作業車の事故体験では、転倒、墜落、挟まれなど合計5パターンを用意した。感電事故では、実際に起きた事故を基にシナリオを作成している。
 同社によると、建設業での死亡事故は減少に歯止めが掛かっていないという。安全教育は座学や先輩からの体験談などが中心であり、自身が体験するのに比べると身に付きにくい。VRを活用することで、安全意識の向上につなげる。
 同日本社内で開いた記者会見で、藤澤剛IoT事業推進部課長は「現場から事故をなくしたい。そのための一助になれば」と同システムの活用による事故削減に意欲を示した。レンタル契約数は1年間で50件を目標にしている。

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