技術・商品

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

太平洋セメント/AIでコンクリの柔らかさを予測/ミキサー内で練り混ぜ中に判定  [2019年5月27日3面]

練り混ぜ中の映像からスランプを予測する

 太平洋セメントはミキサー内で練り混ぜているコンクリートの映像から、できあがった製品の柔らかさ(スランプ)を予測する人工知能(AI)システムを開発した。ディープラーニング(深層学習)によるAIの画像認識技術を利用する。JISで定められた許容差(実測値プラスマイナス2・5センチ)内に収まる確率が99%以上と高い精度を実現した。
 コンクリートの製造工場では現在、ミキサー内でのコンクリートの練り混ぜ状況がモニターに映し出される。作業員は映像を見てセメントや水、骨材などの配合具合を確認している。
 コンクリート製造の自動化や高度化を図る基盤技術として、AIシステムを開発した。夏ごろをめどに工場での実証実験を終了し、工場などに水平展開していく。
 今後は材料や製造などに関する複数のデータを利用し、建設現場への輸送後や硬化後のコンクリートの状態を予測するAI技術の確立も目指す。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。