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野原HDら/新たなトイレ商品を発売/個室内での手洗いを提唱  [2019年5月31日3面]

座ったまま手が洗えるシンクを備えたトイレ空間のイメージ

 建設資材専門商社の野原ホールディングス(HD、東京都新宿区、野原弘輔社長)らは、トイレの個室内で手洗いし細菌感染などを防ぐ新たなトイレ商品「個室で洗いましょう」を、6月から本格販売する。座ったままで手が洗えるシンクや、抗ウイルス性能や抗菌効果の高い壁や床をパッケージで提供する。用を足した後、便座に座ったままの状態で先に手を洗い、手を清潔にしてから衣服を整えるという、新たなルールを提唱している。
 手洗い器を手掛けるサラヤ(大阪市、更家悠介社長)や、化粧板を扱うイビケン(岐阜県大垣市、臼井勝弘社長)、床シートを扱うロンシール工業(東京都墨田区、大村朗社長)と共同で開発した。
 「ウイルスや細菌を持ち出さない究極のトイレ空間」がコンセプト。手洗いシンクは、狭小スペースでも納まるように設計可能で、掃除のしやすさや雑菌繁殖の抑制などに配慮している。手洗い器は、手を触れずに水が出るセンサー感知型にした。
 飲食店や食品工場、給食施設、医療施設、ホテルなど調理従事者が使うトイレ空間への導入を想定している。用を足した後、手指を介して衣服やドアノブなどが汚染される懸念が払拭(ふっしょく)でき、食中毒の発生などを防ぐ効果があると見ている。「脱いだまま手洗いという新ルールを広めていきたい」(野原HD)としている。

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