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大成建設ら8社/ライフサイエンス分野の次世代ラボ開発でコンソーシアム設立  [2019年6月3日3面]

次世代ラボのイメージ

 大成建設を含む8社は5月30日、ライフサイエンス分野で再現性の高い実験が可能な次世代ラボの開発に向けてコンソーシアムを立ち上げた。大成建設は医薬品製造施設などの施工実績を持つことから、施設エンジニアリングの面でコンソーシアムに携わる。今後は実験操作の正確性などを評価できるシステムの開発と、そのシステムを導入したラボの構築に取り組む。
 同社以外でコンソーシアムに加わったのは▽iPSポータル(京都市上京区、村山昇作社長)▽アース環境サービス(東京都千代田区、松本吉雄社長)▽NTTデータ▽オリンパス▽片岡製作所(京都市南区、片岡宏二社長)▽島津製作所▽日立産機システム(東京都千代田区、荒谷豊社長)-の7社。iPSポータルが事務局となり、同社顧問の大阪大学大学院工学研究科紀ノ岡正博教授から助言を受ける。
 実験中の操作や環境のデータを収集し、実際の実験結果と比較したリポートを自動で作成する。この情報を実験にフィードバックして再現性を高めるという仕組みが次世代ラボのイメージだ。ライフサイエンス分野の研究では、論文の通りに実験しても同じ結果を得られないケースが多く、実験の再現性が課題となっている。コンソーシアムではこれらの課題克服に向けて透明性、再現性、効率性を確保した次世代ラボの構築を目指す。
 今後はモデルラボの設置、想定顧客によるモデルラボの価値検証を実施し、次世代ラボの社会実装に向けた準備を進める。

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