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ゼネコンら13社/建築物LCC算定システムを共同開発/リニューアル提案に活用  [2019年6月4日3面]

 青木あすなろ建設と安藤ハザマ、大本組、錢高組、大末建設、大日本土木、鉄建建設、東亜建設工業、東洋建設(幹事会社)、飛島建設、西松建設、NIPPO、ピーエス三菱の13社は、建築物のライフサイクルコスト(LCC)などを算定するシステムを共同で開発した。長期修繕計画の策定に向けて、修繕費や更新費なども算出できる。各社は、同システムを活用して、リニューアル関連の提案型案件の受注などにつなげていく。
 建築物の長期的な経済性や、省エネルギーの有効性を検討するためのシステム。ロングライフビル推進協会(BELCA)のデータベースなどを活用して構築した。
 事務所や共同住宅など代表的な6用途に対応しており、構造はRC造、S造、SRC造から選択できる。▽建設▽修繕▽更新▽運用▽保全▽一般管理▽解体処分-の各費用を、年ごとに集計して、グラフを作成できる。省エネ案やローコスト案など複数案を比較することも可能という。
 入力は詳細版のほか、大まかなデータを入れる概算版と、基本設計程度を想定した略算版の3段階から選ぶことが可能。営業や設計、工事管理などさまざまな職種での活用を想定している。
 共同開発だが多様な分析や出力が可能で、コストなど各社の状況に応じて、独自の提案ができるという。各社は、長期的な視点に立った建築物の建設・計画立案やリニューアルの推進に、それぞれ取り組んでいく。

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