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大末建設/事業多角化へ訪問看護進出/東京都杉並区に拠点開設  [2019年6月7日3面]

 大末建設が訪問看護ステーション事業に参入した。同事業に特化した子会社「やすらぎ」(東京都江東区、倉員洋介社長)を設立して東京都杉並区に拠点を開設。看護師による訪問看護サービスを始めている。大規模な事業展開は想定していないものの、建設市場の縮小など将来的な環境変化を見据え、事業を多角化する取り組みの一つに位置付けている。
 業務内容は、医師の指示書を踏まえた在宅医療処置サービスを中心に、理学療法士らの訪問リハビリサービス、ターミナルケアを想定している。現在は4人の看護師と理学療法士を雇用して、約20件の顧客にサービスを提供している。
 大末建設はプロジェクトチームを立ち上げ、さまざまな分野を対象に新事業の方向性などを検討していた。長寿命化による高齢人口の増加などを背景に訪問看護のニーズが高いと判断。2017年7月にやすらぎを設立していた。
 看護師業界も人材不足が顕在化している。看護師の人材確保と顧客ニーズの両面を考慮しながら、今後の事業展開を検討していく。
 地域に根差した事業によって社会貢献につなげる狙いもある。建設業だけでは習得できない知見やノウハウが得られる可能性もあると見ている。

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