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LIXILグループ/暫定CEOを選任へ/社外取締役候補者が会見  [2019年6月7日3面]

会見に臨む社外取締役候補者(右から松崎氏、内堀氏、河原氏、竹内氏、福原氏、三浦氏)

 LIXILグループが提案している社外取締役候補者のうち6人が5日に都内で記者会見し、企業経営に対する考え方などを明らかにした。現在の混乱を早期に収束させ、社員が本業に打ち込める環境を整える。次期最高経営責任者(CEO)は選任までに時間がかかるとして、正式決定まで暫定のCEOを置く。
 出席したのは▽内堀民雄元ミネベアミツミ取締役兼専務執行役員▽河原春郎元JVCケンウッド代表取締役会長兼執行役員CEO▽竹内洋元財務省関税局長▽福原賢一ベネッセホールディングス代表取締役副会長▽松崎正年コニカミノルタ取締役兼取締役会議長▽三浦善司元リコー社長兼執行役員CEO-6人。
 カート・キャンベル元米国務次官補を含めた7人の社外取締役候補者に共通する考えとして、LIXILグループ取締役会議長候補でもある松崎氏は「社員のことを考えるとこの混乱を早く収束させ、本来持っているポテンシャルを戻すため役に立ちたいという思いだ」と話した。
 社外取締役として、創業家の影響を排除した監督を行っていくことを「全員のコミットメント(公約)」と強調。次期CEOについては「全社一丸となれる候補者を見極める必要がある。そのためには時間を要する」とし、暫定のCEOを選任したうえで人選を急ぐ構えだ。
 暫定CEOは、6月25日の株主総会前までに会社提案の社外取締役候補者から選任する予定。期間は長くても6カ月を想定している。暫定CEOの後任について、河原氏は個人的な意見と前置きした上で「社内で一丸になる人がいればベストだ。社員と話して行く中で、適格性を見極めたい」と述べた。
 会社側と株主側で社外取締役候補者として重複している鬼丸かおる前最高裁判事と、鈴木輝夫元あずさ監査法人副理事長は出席しなかった。

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