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三菱地所/8階建てオフィスビルの構造材にCLT採用/東京都千代田区で着工  [2019年6月7日4面]

千代田岩本町三丁目計画の完成イメージ

 三菱地所は5月29日、東京都千代田区でオフィスビルの建設に着手した。ビルの構造材にCLT(直交集成板)を採用する。6階建て以上のオフィスビルでの採用は国内初という。設計・監理は久保工と三菱地所設計が担当し、久保工が施工する。2020年3月末の竣工を目指す。
 物件名称は「(仮称)千代田区岩本町三丁目計画」。建設地は岩本町3の7の5(敷地面積146平方メートル)。都営地下鉄新宿線岩本町駅の北東に位置する。建物はS・W造(床CLT造)8階建て延べ645平方メートルの規模。CLTの使用量は57立方メートル。上層から4層が1時間耐火仕様、5層以下が2時間耐火仕様と階数に応じて異なる耐火仕様のCLTを使うことで、オーバースペックによるコストの高騰を抑える。
 三菱地所は共同住宅「PARKWOOD高森」(仙台市泉区)や、みやこ下地島空港ターミナル(沖縄県宮古島市)などの構造材にもCLTを導入した。森林資源の循環などを見込めるCLTを積極的に採用し、さらなる工事費の低減や工期短縮、ビジネスチャンスの開拓などの可能性を探る。

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