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ヒューリック/ホテル事業拡大/日本ビューホテルを子会社化、年1~2件開業めざす  [2019年6月11日4面]

 ヒューリックはホテル事業の拡大を図る。持ち分法適用会社の日本ビューホテルを9月1日付で完全子会社化すると7日に発表。同社のホテルブランド「ビューホテル」は存続する方針だ。ヒューリックが建物を開発・保有し、日本ビューホテルが運営するスキームで、ヒューリックの重点開発エリアである東京・銀座などで複数案件を計画する。首都圏や観光都市を中心に年間1~2件のペースでの新規開業を目指す。
 ヒューリックは自社で開発し、同社が全額出資するヒューリックホテルマネジメント(東京都中央区、千葉雅彦社長)が運営するスキームで、ホテルブランド「ゲートホテル」を展開している。東京都の台東、千代田両区でホテルを開業。2020年に都内と京都市の2物件が竣工を予定する。
 ヒューリックと日本ビューホテルは、15年に資本・業務提携契約を結ぶなど連携してホテル事業を推進してきた。日本ビューホテルの株式1株に対してヒューリックの株式1・57株を割り当てる株式交換によって、ヒューリックは日本ビューホテルを傘下に収める。インバウンド(訪日外国人旅行者)の増加や多様化する旅行者のニーズをとらえ、グループのホテル事業の基盤強化を図る。日本ビューホテルは既存のブランドを生かしながら、ホテル運営に経営資源を集中できるとしている。
 日本ビューホテルは直営と提携を合わせ全国で20カ所のホテルを展開。遊園地事業として那須りんどう湖レイクビュー(栃木県那須町)なども運営している。19年4月期の連結業績は売上高215・7億円、営業利益7・5億円など。ホテル事業の売上高は187・4億円、営業利益8・1億円。主な物件は浅草ビューホテル(総客室数326室)、成田ビューホテル(490室)、札幌ビューホテル大通公園(347室)などとなっている。

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