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NEC/顔認証入退管理サービスの提供開始/キャリアアップシステムと連携  [2019年6月12日3面]

作業員に加え、現場管理者などもサービスを活用できる

 NECが建設キャリアアップシステム(CCUS)とのデータ連携が可能な「建設現場顔認証入退管理サービス」の提供を開始した。作業員の所属会社や保有資格の情報などをCCUSから取得し、管理業務に役立てる。現場で記録した入退場データは就業履歴としてCCUSに登録できる。現場ごとにサービスを提供。価格は1人当たり1日30円となる。今後3年間で1万現場への販売を目指す。
 同サービスは、スマートフォンかタブレット端末にアプリケーションをダウンロードし、現場ごとに利用する。カードリーダーなどの装置は不要で、現場開設と同時に入退場管理を始めることができる。
 作業員が現場に入場する際、アプリを起動しカメラで自身の顔を撮影。顔認証によって本人確認を行う。GPS(衛星利用測位システム)の位置情報で「誰が、いつ、どこの現場に入場したか」が正確に記録できる。現場から退場する際もカメラで顔認証を行い、履歴として残す。
 出面管理業務の負荷軽減のため、作業員の所属会社や資格情報などを現場管理者の端末で確認できる機能を持たせた。入退場データは個人・会社別に集計。作業員が自社に提出する報告書作成の際に活用できるとともに、協力会社から提出される書類のチェックにも使える。
 NECは中期経営計画で、2021年3月期に連結ベースで売上高3兆円(19年3月期は2兆9134億円)、純利益900億円(401億円)を目指している。人工知能(AI)やIoT(モノのインターネット)などを活用し、ものづくりの現場とデジタルの融合で、多様化するニーズに対応していく。

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