工事・計画

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愛知県/新体育館基本計画発表/延べ4・3万平米、アリーナは1・5万人収容  [2019年6月12日8面]

新体育館の完成イメージ

メインアリーナの完成イメージ

 愛知県は11日、移転改築を計画している新体育館の基本計画を公表した。名古屋市北区の名城公園北園に4階建て延べ約4万3000平方メートル、高さ約31メートルの新アリーナを建設する。大相撲名古屋場所や各種国際大会の会場となる愛知・名古屋のシンボル的な施設を目指す。メインアリーナは最大1万5000人を収容、ほかにサブアリーナ、多目的ホールなどを設ける。整備にはPFI方式を導入し、2020年度に事業者の公募手続きを開始する。21年度から設計に入り、22年7月に着工、25年4月の完成を目指す。総事業費は約300億円。
 現体育館は1964年の完成。県を代表するアリーナだが、老朽化に加え、使い勝手の悪い動線など、国際大会の水準を満たしていない。県は26年のアジア競技大会開催などに向け、現在地から約800メートル北側への移転新築を検討してきた。
 基本計画によると、建設地は同公園内のうち野球場、名城プール、子ども広場などがある北東側約4・6ヘクタール。メインアリーナは広さが85メートル×53メートル、有効高は映像装置設置時でも12・5メートル以上を確保する。2~4階に固定席1万1000席を確保。国際大会時などは可動・仮設席4000席以上を追加で設置可能とする。このほか、50メートル×30メートル(バレーコート2面分)のサブアリーナ、50メートル×30メートルの多目的ホール(サブアリーナと一体利用可能)を隣接して設ける。選手と観客の動線分離やVIPエリアの設置、大相撲興行に備えた浴室整備などを盛り込む。
 今夏に事業者公募に向けたアドバイザリー業務を発注。20年4月に実施方針を公表し、事業者公募手続きに入る。2段階の審査を経て20年度末に事業者を決定する。設計期間は9カ月、工期は36カ月を見込む。基本計画策定業務は日本総合研究所・梓設計JVが担当した。

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