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東京都下水道局/江東幹線3工事(江東区)でシールド機発進/施工は大豊建設  [2019年6月14日4面]

発進したシールド機

 東京都下水道局が発注した「江東幹線その3工事」のシールド発進式が5日、東京都江東区の発進基地内で開かれた。
 近隣エリアの浸水被害の軽減に向け、同局が進めている江東幹線と江東ポンプ所の整備プロジェクトの一環。豪雨発生時に下水道管の雨水が江東幹線に流れ込むよう、既存の下水道管と江東幹線の既設区間を接続する。施工は大豊建設が担当する。
 式典には同局や大豊建設の関係者ら約70人が参加。同局の清水孝之第一基幹施設再構築事務所工事第一課長、大豊建設の竹内清常務執行役員東京土木支店長らがマシンの発進スイッチを押した。
 発進基地(江東区東陽6の6)から東側の到達立坑に向け、泥土圧式シールド工法で直径3750ミリ、延長415・85メートルの下水道管を新設する。施工に当たっては、掘進経路に含まれる軟弱地盤からの土砂流入やメタンガスの侵入に対する安全確保を徹底する。既存の東陽幹線との近接施工など細かな線形管理も求められる。
 式典であいさつした清水課長は「これまで浸水に悩まされてきた江東地域に住まう方々の安心と安全を守り、内部河川の水質改善により住みやすく潤いある街づくりにつなげる」とプロジェクトの意義を語った。
 江東幹線工事は2012年の初弾工事から大豊建設が受注。同社が既設区間(延長4268・4メートル)に続き、2本目のシールド工事も手掛ける。式典後、取材に応じた竹内支店長は「この7年間で各方面から評価も得てきた。当社の看板であり模範となる現場と位置付けている」と強調した。
 これまでに地元住民などへの見学会は約200回を数え、計12校の小学生を現場に招いてきた。竹内支店長は「地元の方々の協力が無いと完成できないと考えている。きれいな現場を見てもらい、土木工事の泥臭いイメージを少しでも変えてほしい」と話し、今後も現場公開に前向きに取り組む考えを示した。

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