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国交省/建築BIM推進会議が初会合/8月までに将来像と工程表策定  [2019年6月14日1面]

 国土交通省は「建築BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)推進会議」の初会合を13日に東京都内で開いた。官民一体で建築分野のBIM活用の推進を図るのが目的。8月までにBIMを活用した建築生産・維持管理プロセスの将来像とそれに向けた工程表(案)を策定。下期に個別課題への対応で部会を設置し検討を深める。年度末までに結果をまとめる。
 国交省は建築分野の生産性向上に向け、官民一体によるBIMの推進体制を構築。「BIM/CIM推進委員会」の下部組織で具体的な検討を担当する建築BIM推進会議を新設した。
 同会議では、設計、施工、維持管理の各分野で進んでいるBIM活用に向けた検討状況を共有。BIMを活用した建築物の生産・維持管理プロセスや、BIMの活用による将来像を検討する。将来像の実現に向けた官民の役割分担や工程表(ロードマップ)を示す。必要に応じて個別課題に対応するための部会を設置。BIM活用に向けた市場環境の整備を推進する。
 委員は学識者のほか、建築分野の設計、審査者・特定行政庁、施工、維持管理、発注者、調査研究、情報システム・国際標準に関わる団体が参画。国交省からは、官房の技術調査課と官庁営繕部、土地・建設産業局の建設業課と不動産業課、住宅局建築指導課が参画している。
 初会合の冒頭、住宅局の淡野博久建築指導課長は「設計と施工でBIMデータが引き継がれないなど、設計から施工、維持管理まで一貫したBIM利用につながっていない。BIMの導入は生産性向上に加え、共同住宅の施工不良のような品質面の問題防止につながることも期待される。建築分野の生産性向上や品質確保に向けBIMの推進が図れるよう検討をお願いしたい」とあいさつした。

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