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竹中工務店/施工情報共有システムとキャリアアップシステム連携運用を開始  [2019年6月17日3面]

システムのイメージ

 ◇19年内に全作業所で登録環境整備
 竹中工務店が施工情報共有システム「WIZDOM(ウィズダム)」と建設キャリアアップシステム(CCUS)の連携運用を開始した。CCUSのカードをタッチすれば就業状況が記録できるシステムも開発。改修工事など小規模現場でも対応できる体制を整えた。年内に全現場への導入を完了させる。カード未所有者に対しても独自のカードを配布し、就労状況の一元管理などにつなげる。
 ウィズダムは、アウトソーシングテクノロジー(東京都千代田区、茂手木雅樹社長)が開発を手掛けている。竹中工務店はこれまでも▽現場関連情報▽協力会社の建設業許可▽協力会社が雇用する技能者の保有資格▽現場での就業履歴▽-といった情報の蓄積・共有に活用していた。
 CCUSを運営する建設業振興基金(振興基金、佐々木基理事長)が、CCUSと連携する民間の「標準API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)連携認定システム」として、ウィズダムを認定した。二つのシステムが連携したことで、施工体制台帳や関連書類の作成、点検などの効率化も図られると見ている。
 就業記録システムは、固定設置型とタブレット型の2種類を用意した。固定型の設置が難しい場合はタブレット端末にカードリーダーを接続して、記録できるようにする。
 対象現場数は全体で450~500程度を見込む。6月時点で約200現場に導入済みという。記録された就業履歴データは「建設業退職金共済制度」や優良職長を認定する「竹中マイスター制度」などにも活用する。これにより協力会社側の事務作業も軽減される見通しだ。
 CCUSのカードを持たない技能者に対しては、QRコードを記した独自のカードを現場で配布。ウィズダムだけで就業履歴を記録する。これにより全技能者の就業状況を把握し、業種別労務稼働の充足調査などに生かしていく。

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