工事・計画

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東京・世田谷区/新庁舎整備/7~8月にもゼネコン対象に対話型調査  [2019年6月18日4面]

基本設計段階の新庁舎の完成イメージ

 東京・世田谷区は7~8月にも、新庁舎整備に向けてゼネコンを対象にサウンディング(対話)型調査の募集手続きを開始する。解体と新築を繰り返す難易度の高い「ローリング工事」を想定するため、プロジェクトへの参加意欲や工程管理に対する意見などを探る。調査内容を基に実施設計を固め、2020年4月にも工事を発注する考え。同12月の議会の承認を経て、21年2月初めの着工、26年5月末の完成を目指す。
 施設の老朽化と機能の分散が課題となっている現庁舎(世田谷4の21の27)を現在地で建て替える。敷地面積は2万1800平方メートル。3月にまとめた基本設計によると、新庁舎は「東棟」(地下2階地上10階塔屋1階建て延べ3万5700平方メートル)と「西棟」(地下2階地上5階塔屋1階建て延べ3万6700平方メートル)の2棟で構成する。東棟は執務室や議会、区民会館などの機能を入れる。西棟には区民窓口や執務室を設ける。総事業費は約430億円を見込む。
 全体工事を3期に分け、既存庁舎の解体と新庁舎の建設、完成後の移転を繰り返す。近隣住民や施設利用者、職員への影響を最小限に抑える狙いがある。詳細な計画は実施設計で固める。
 サウンディング調査の実施と併せて、区は学識経験者などで構成する「施工者選定手法等検討委員会」を設置する。入札金額だけで落札者を決める価格競争方式だけでなく、業務体制や施工技術も評価する総合評価方式なども含めて、施工者の選定方法を検討。6月から8月にかけて3回程度会合を開き、9月に選定手法を決定する見通しだ。
 設計は佐藤総合計画、CM(コンストラクションマネジメント)業務は明豊ファシリティワークスが担当している。

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