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日建連・山内隆司会長ら首脳会見/キャリアアップシステム登録の「ネジを巻く」  [2019年6月20日2面]

山内隆司会長

 日本建設業連合会(日建連)の山内隆司会長ら首脳は19日に東京・八丁堀の東京建設会館で会見し、建設キャリアアップシステム(CCUS)に関する調査結果を受け「今の状況はスタートダッシュとして決して褒められたものではない。ネジを巻く必要がある」と強調した。=1面参照
 CCUSの取り組み状況に対し、山内会長は「現状認識のために調査した。まずは理事会社の意識の高揚が必要だ。さらなるスピードアップに期待している」と述べた。「国土交通省も関心を持っている。調査結果をどういう形で報告するかこれから検討したい」との考えを表明。「CCUSを十分活用している業者や職人を優遇するような政策も要望していく」と話し、建設業退職金共済制度の電子申請方式との連携に期待を示した。
 新・担い手3法の成立を受け、山内会長は「事業者側にとってコストアップにつながる要素もある。全部を外に転嫁せず、努力していく構えが必要だ」と指摘。「日建連が先頭を切って、輪になって広がっていくのが望ましい」との見解を示した。
 宮本洋一副会長土木本部長は「各発注機関との意見交換会でもこの法律をよりどころに、さまざまな意見が交わせるのではないか。国交省と地方公共団体とでは温度差がかなりある。情報共有の浸透が期待される」とした。
 押味至一副会長建築本部長は「若い人の入職の後押しになる。業界全体でやるだけでは若い人が向いてくれない。良い糧にして、団体の活動を通じて促進したい」と担い手確保に意気込みを見せた。
 会見では役員人事なども発表した。戸田和彦常務執行役が退任し、7月1日付で国土交通省九州地方整備局長などを歴任した鈴木弘之氏が後任に就く。退任する台和彦公共契約委員会委員長の後任には、大成建設の田中茂義代表取締役副社長執行役員土木本部長が20日付で就く。

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