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中日本高速会社/AI活用した渋滞予測技術開発に着手/19年夏に90地点で検証へ  [2019年6月21日4面]

 中日本高速道路会社は20日、人工知能(AI)を活用した渋滞予測技術の開発に着手したと発表した。これまで渋滞予測は専門知識を持った高速道路ドライブアドバイザーが行っていた。AIに過去の渋滞実績データを学習させ、特定の日時・場所での渋滞発生の有無と渋滞長を予測する。今夏の交通混雑期に約90地点の主要ボトルネックで予測結果を検証する。
 これまでは高速道路ドライブアドバイザーが過去3年間の渋滞実績を重ね合わせ精査した上で、曜日配列や道路状況の変化、周辺イベントの影響など補正作業に約2週間をかけて予測していた。
 新しい渋滞予測技術では、管内全路線のうち過去に渋滞が発生した主要ボトルネックを対象に、2013~17年度まで5年間の渋滞実績データをAIに学習させる。データの自動取得・分析によって実績精査や補正作業などの作業時間が大幅に短縮でき、予測精度の向上も見込める。将来的には事故や異常気象などの突発事象、工事規制に伴う渋滞など予測の対象範囲を広げたい考えだ。
 同社は最新技術を活用した高速道路管理の改革プロジェクト「i-MOVEMENT」に取り組んでいる。AIによる渋滞予測技術の開発もその一環となる。

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