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東亜建設工業/作業船航行の安全性向上支援システム開発/ARで情報表示  [2019年6月21日3面]

画面の表示イメージ

 東亜建設工業は作業船の安全な航行をサポートするナビゲーションシステムを開発した。「ARナビ」はカメラで撮影した映像にAR(拡張現実)で航行経路などの情報を表示する。航行経路や針路が早期に認識でき、安全な航行が可能となる。船上から目視確認が難しい浅瀬の位置や航行禁止区域も容易に把握できる。一般航行船舶が多い海域での港湾工事を中心に導入して検証を重ねて、機能拡張を図っていく。
 作業船の熟練技術者が減少する傾向にあり、工事を円滑かつ安全に施工するための技術として開発した。ARナビはカメラで撮影した映像に航行経路や危険エリア、他船舶の動静などを重ねて表示する。設定した進入禁止エリアに接近・進入した場合、操船者に注意喚起することもできる。航行計画に沿った針路を表示して、航路をナビゲーションするといった活用も想定している。
 全球測位衛星システム(GNSS)方位計とカメラ、ノートパソコンで構成。さまざまな船舶に搭載できるという。工事用車両に搭載して、陸上現場に活用することも可能だ。今後は、カメラ映像の動揺低減や人工知能(AI)を用いた小型船舶・浮遊物の検出などの機能拡張を検討していく。

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