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長大/比でダバオ投資会議に参加/ミンダナオ島発展に貢献、農業と地方都市キーワード  [2019年6月24日1面]

ミンダナオ島での取り組みを紹介する長大フィリピンの加藤社長=21日、ダバオ市のSMXコンベンションセンター

 【ダバオ〈フィリピン・ミンダナオ島〉=遠藤剛司】長大は21日、フィリピン・ミンダナオ島の最大都市であるダバオ市で開かれた「ダバオ投資会議」に参加し、同島で展開する地域開発プロジェクトの現状などを説明した。同社の海外現地法人・長大フィリピンの加藤聡社長は、同島北東部で進めている小水力発電事業などを紹介した上で、農業と地方都市をキーワードに今後もプロジェクトを推進し同島の経済発展に貢献する考えを示した。=3面に関連記事
 投資会議はダバオ商工会議所が主催し20、21日の2日間行われた。日本からは国際協力機構(JICA)のフィリピン事務所や在ダバオ日本総領事館の関係者らが出席。長大は現地ゼネコンのエクイパルコ・コンストラクション(ブトゥアン市、ルーベン・ジャンビエール最高経営責任者〈CEO〉)らと展開している「ダギボ川上水供給コンセッション事業」や「アシガ川小水力発電事業」などのPPP事業を紹介した。
 加藤社長は「治安面でマイナスイメージがつきまとうミンダナオ島は、民間企業の投資や事業活動の制約を受けている」と指摘。同島でのPPP事業を踏まえ「政治リスクや現地企業が抱えるリスクなどを徹底的に情報収集すること」が投資の呼び込みにつながるとした。同島で進める開発のキーワードに農業と地方都市の二つを挙げ、「当社がカラガ地方で事業を成功させ、ミンダナオに投資を呼び込むきっかけを生みたい」と語った。
 三輪芳明総領事は「水や環境、輸送面で日本企業から協力を得たい」とコメント。10月に日比両国で文化交流事業を開くなどミンダナオの地域振興を後押しする考えを明らかにした。

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