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戸田建設/建機ARを開発/設置状況を見える化、配置計画立案など容易に  [2019年7月1日1面]

利用イメージ。つり荷の許容荷重なども表示される

 戸田建設は、建設機械の3Dモデルと実際の工事現場映像をAR(拡張現実)でタブレット端末上に表示するシステム「建機AR」を開発した。建機を設置した際の周辺状況や建機稼働時の危険箇所などを視覚的に確認することが可能で、建機の配置計画立案時の労力軽減や調整の円滑化などにつなげる。
 同システムでは、表示させたい建機の3Dモデルをタブレット端末で選択し、現場の映像と実物大の建機画像を合成させる。建機の性能を反映させて、稼働状況に応じたつり荷の許容荷重や、所定荷重に応じた適切な作業半径も確認できる。複数の建機を配置することや、一度配置した建機を違う場所に移動させることもできる。
 現場では、仮設計画図と現場とを考慮して建機の設置計画を検討している。図面上で設置が可能のように見えても、近接建物との距離や関係により、実際には搬入経路や動線が確保できない場合もある。そうした検討や関係者間の情報共有に多くの時間と手間がかかっていた。
 同社は、表示できる建機モデルの拡充や操作性の向上などを進めていく。今後は、一般にも公開していく予定。広く利用してもらうことで、建設業界全体の安全性向上につなげるとしている。

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