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ダイダン、旭計装/手術室向け空調システムを開発/低コストで除湿、快適環境実現  [2019年7月2日3面]

 ダイダンと旭計装(福岡市東区、中尾博一代表取締役)の2社は、低コストで導入できる手術室向け空調システム「からっとオペ」を共同開発した。室内温度の制御に加え除湿機能を備えたのが特徴。梅雨時期に高湿度になりがちな手術室の環境を改善し、医療従事者の快適性を向上させる。3年間で20セットの販売を目指す。
 同システムは、冷房除湿と加熱のダブルコイルの空調ユニット、冷房専用のシングルコイルの空調ユニット、両ユニットの吹き出し空気を混合するミキシングユニットで構成。ダブルコイルのユニットに汎用(はんよう)のパッケージエアコンを応用し低コストを実現した。冷房の排熱を利用するため、通常の電気ヒーターなどの加熱に比べランニングコストも大幅に低減できる。
 一般的に手術室の湿度は50%が目標値とされる。実現するには外気処理空調機を備えた高度な空調システムが必要となる。中小規模の医療施設の手術室は導入コストや運転コストが高く、温度制御だけで除湿機能がない空調システムを採用する場合が多いという。
 梅雨時などは湿度が上昇しがちで、結露によるカビの発生や医療従事者の集中力低下などが懸念されていた。からっとオペはこれらの課題を解決。導入コストの抑制や高い省エネ性を持ちながらも、除湿機能により手術室内の快適性の向上を実現する。

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