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パシコン/11年ぶりフィリピンに拠点開設/7月31日開所、鉄道関連大型プロ狙う  [2019年7月3日3面]

 パシフィックコンサルタンツがフィリピンに現地事務所を開設する。同国内で進む鉄道関連の大型プロジェクトに対応するのが目的。月内に業務を開始する。2008年に海外事業を担っていたパシフィックコンサルタンツインターナショナルをオリエンタルコンサルタンツに譲渡して以降、同国に拠点を設けるのは約11年ぶり。フィリピン事務所を橋頭堡(ほ)に位置付け、東南アジア市場を中心に海外事業の拡大を狙う。
 パシコンは現地駐在員事務所として首都マニラに開設。7月31日には開所式を行う予定だ。同国初となるマニラでの地下鉄事業(総延長約25キロ、25年供用開始)や南北通勤鉄道(約38キロ、同)など複数事業にJV構成員として参画。設計業務や施工管理を手掛けている。
 これら大型鉄道事業が今後も継続するとみて現地事務所の開設に踏み切った。事務所を核にプロジェクトに携わる100人超の社員の連携力アップを図る。
 プロジェクトの体制強化に加え、現地情報の収集にも注力する。将来計画されるインフラ整備事業の情報をいち早く入手し、関連業務の受注を狙う。事務所は今後の受注環境に応じて規模の拡大も視野に入れる。
 同社は海外拠点としてシンガポール支店のほか、インドネシアのジャカルタに駐在員事務所を設置している。マニラの駐在員事務所は、同社にとって3カ所目の海外拠点となる。

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