工事・計画

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東京都/五輪関連4施設の現場公開/東京アクアティクスセンターなど仕上げ段階に  [2019年7月5日4面]

 東京都は、臨海部の有明地区などに整備している2020年東京五輪・パラリンピック関連4施設の建設現場を3日、報道陣に公開した。五輪開幕を約1年後に控え、各施設は内装や設備などの工事が急ピッチで進む。東京アクアティクスセンター(江東区)は7割以上、有明アリーナ(同)と有明体操競技場(同)、選手村(中央区)の住宅棟は8割以上の工事が完了した。
 都が整備主体の東京アクアティクスセンターでは、階段状に立っているスタンドの床仕上げ工事をはじめ、内外装工事やメインプールとサブプールのプール槽工事などが行われている。6月末時点の進捗(しんちょく)率は75%。約2万平方メートルの大屋根を持ち上げるリフトアップは昨年5~7月に3回に分けて実施した。20年2月の竣工を目指している。
 12月の竣工を目指す有明アリーナでは躯体工事や外装工事に加え、観客席の床仕上げ工事、外構のデッキ工事なども進行中だ。工事進捗率は6月末時点で83%。屋根を分割して組み立てて躯体上部をスライドさせながら架設する作業は既に完了した。
 体操とボッチャの競技会場になる有明体操競技場の整備主体は東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会。工事は87%(6月末時点)まで進み、木材をふんだんに使用する外装工事などが最盛期に入っている。世界最大規模というスパン長さ88メートルの木アーチ屋根を架構する計5回のリフトアップは2月に完了。10月末の全体完成を予定している。観客席にも木製ベンチを採用するなど、競技施設の中で最も木材を利用した施設となる。
 選手村の工事進捗率は21棟ある宿泊棟ごとに81~92%(5月末時点)。6月末時点で全棟が上棟した。現在は内外装工事などの真っ最中。都が施行する市街地再開発事業で整備する住宅棟を組織委が大会期間中に借用する。組織委が進める大会用の内装工事は12月に完了するという。

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