行政・団体

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

国交省/女性活躍推進へ新計画策定に着手/技術者・技能者の意見反映、12月にまとめ  [2019年7月8日1面]

 国土交通省は建設業で女性活躍の取り組みをさらに進めるため、新たな計画の策定に着手した。5日に同省で策定委員会の初会合を開催。現行計画を共同で作った建設業5団体に、昨年発足した女性活躍推進ネットワークも参加。地域ブロックごとに開く意見聴取会などを通じて建設業界の実情、全国の建設現場で働く女性の意見を反映させる。新計画を12月に取りまとめ、さまざまな場面で周知活動を展開する。
 国交省の小笠原憲一土地・建設産業局建設市場整備課長はこれまでの5年間で女性活躍推進ネットワークが構築できたことを「財産」とし、「これからの5年間でこの財産を次のステップに進めていく、新しい計画の策定が始まる。計画の推進とともに、計画自体を作ることも大事だ。策定を通じて女性活躍に向けた取り組みの機運を高めていきたい」と活発な議論に期待を寄せた。
 計画策定委は▽日本建設業連合会▽全国建設業協会▽全国中小建設業協会▽建設産業専門団体連合会▽全国建設産業団体連合会▽建設産業女性活躍推進ネットワーク▽国交省-の7者で構成する。委員長に就いた女性活躍推進ネットワークの須田久美子幹事長(鹿島)は「全国の女性技術者、女性技能者の声を一つでも二つでも新しい計画に盛り込んでいきたい。次の世代に可能性を感じさせるような、具体的な見直しができるよう尽力していく」とあいさつした。
 国交省と5団体は2014年8月に「もっと女性が活躍できる建設業行動計画」を策定した。同省は計画策定から5年を迎える本年度に、現計画の総括を踏まえ、女性活躍推進のための取り組みをさらに浸透させ、全国各地で建設業の女性活躍に取り組むことを基本に新計画の策定を進める。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。