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国交省/高速道路4車線化の優先区間選定方法案/三つの観点で指標設定  [2019年7月11日1面]

 国土交通省は10日、暫定2車線で運用している高速道路の4車線化に向け、優先整備区間の選定方法案を明らかにした。「時間信頼性の確保」など三つの観点を指標化し、判断材料にする。選定の考え方や評価方法は今夏に策定予定の高速道路の中期整備方針「(仮称)安全・安心計画」に盛り込む。
 優先整備区間を選定する前提として▽時間信頼性の確保▽事故防止▽ネットワークの代替性確保-の観点で指標を設定する。時間信頼性の確保は「速度低下」や「渋滞回数」などのデータを基に算出。事故防止は事故の「件数」と「発生率」、ネットワークの代替性確保は「通行止め時間」や「積雪地かつ急勾配」などが指標設定のベースになる。指標を活用して4車線化の緊急度が高い区間を絞り込む。
 優先整備区間は暫定2車線で運用している高速道路(有料、全国計約1600キロ)のうち、既に4車線化候補となっている区間(計85キロ)を除いた道路から選ぶ。
 「(仮称)安全・安心計画」は、基本理念や方針などを示す「基本計画」と具体施策を明記する「実施計画」を柱とする。計画期間は5~10年を想定。4車線化や防災減災対策といった施策を盛り込む。
 基本計画は国交省が高速道路会社の意見を聞きながら策定。実施計画は高速道路会社が作る予定だ。必要性や実現可能性などを重視して具体策を絞り込む方針だ。

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