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戸田建設/杭頭免震工法で構造性能評価取得/設計期間を4カ月短縮  [2019年7月11日3面]

従来工法と杭頭免震工法の比較

 戸田建設は10日、高性能で経済的な免震工法を短期間で設計できる「戸田式杭頭免震工法設計指針」の構造性能評価を取得したと発表した。免震建物の設計では、従来は特別な技術審査が求められる大臣認定ルートでの建築確認手続きが必要だった。性能評価を得たことで、通常の確認申請だけで対応する一般確認ルートでの審査が可能となり、設計期間が4カ月短縮できるという。
 杭頭免震工法は、杭頭に直接免震装置を設置するやり方。基礎免震工法と同等の免震効果を持ちながら、基礎梁のボリュームなどを大幅に削減し、施工期間も短縮できる。同社は、免震材料傾斜載荷試験により、地震の際に免震装置が傾斜した場合の摩擦係数の変化などを把握し、免震装置の許容傾斜角を明確化した。性能評価を取得したことで、地盤の揺れにより生じる杭の応力を考慮することが必要な場合でも、特別な技術審査が不要となった。基礎梁や杭体の合理化も図ることができる。
 同社は、施工工事で同指針を積極的に活用することで、高品質で経済的な免震建物を、より短期間で提供していくとしている。

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