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鹿島/環境データ評価システム開発/CO2排出量を月単位集計、20年度に全現場導入  [2019年7月12日1面]

 鹿島は、建築現場で発生する二酸化炭素(CO2)排出量などを月単位で集計する環境データ評価システム「edes(イーデス)」を開発した。建設廃棄物発生量や水使用量を含めて「見える化」することで、対策の効果や削減目標との乖離(かいり)が確認できるようになる。全国の現場に順次展開し、2020年度を目標に土木現場を含む全ての現場に導入する予定。蓄積された環境データを分析・解析することでより効果的環境対策を探り、全社展開を図って、CO2排出削減の加速化につなげる。
 全ての建築現場に導入している施工管理支援サービス「Buildee(ビルディー)」を活用する。現場内で稼働する建設機械の種類や台数、稼働時間の情報をビルディーから自動的に読み込み、効率的にCO2排出量を算出できるようにした。電力や土砂・廃棄物の搬出車両に使用する燃料も加算して施工CO2排出量をまとめる。建設廃棄物量や水使用量も、月単位で集計する。
 本社や支店でも施工CO2排出量の管理が可能。毎月の実績と使用量予測曲線を組み合わせて、削減対策の検討に活用する。50年までに達成すべき環境の取り組みなどを掲げた「鹿島環境ビジョン トリプルZero2050」の一環。同社は、30年度時点の建設現場でのCO2排出量を、13年度比で30%以上削減することを目指している。

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