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スリーエムジャパン/フルハーネスをセット販売/6種類用意、買い替え需要狙う  [2019年7月16日3面]

展開するフルハーネスは安全性と快適性を高めた

 スリーエムジャパンが建設現場での転落・墜落災害防止を後押しするため、フルハーネスとランヤードのセット販売に乗りだす。フルハーネスへの買い替えで費用の一部を補助する国の制度がスタート。同社はセット販売などのアイデアで買い替え需要の取り込みを狙う。
 同社はセット販売のメニューとして6種類を用意した。今月下旬に受注を開始し、8月下旬から出荷する。背中はX字状、股部分はV字状になったベルトでバックルはワンタッチ、上空で落下を防いだ後に股部のうっ血を予防するストラップなどが付いた「エグゾフィットライトフルハーネス回転式ベルトアジャスターモデル」に2本のランヤードのセット(4万7000円)などを打ち出す。価格は3万1800~10万6500円。
 買い替え補助制度は中小企業と個人事業者が対象。建設業労働災害防止協会(建災防、錢高一善会長)が窓口となり、申請の受け付けや補助金の交付などを行う。1回目の受付期間は7月1~31日。申請者の事業規模や業務の危険度、申請対象となるフルハーネスの安全性をより高める「安全措置」の数などによって加点し、総合点で補助金交付の可否を審査する。同社のセット販売を利用すると審査で加点され、補助金交付で有利になるという。
 11日に同社で開かれた説明会で同社の牛山紘郎マーケティング部担当マネージャーは「今後駆け込み需要の増加が予想される。早めに購入しないと経過措置期間が終わるまでに間に合わないことが考えられる」と述べ、早めの買い替えを呼び掛けた。旧規格で製造された安全帯は経過措置として2022年1月1日まで着用できるが、同1月2日以降は使用禁止になる。

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