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戸田建設/本社で初のアートイベントが開幕/土木・建築のルーツを再考  [2019年8月5日3面]

若手アーティストの作品で文化芸術を発信

イベント成功に向け結束を固めるアーティスト

 戸田建設主催のアートイベント「TOKYO2021」が3日、東京都内で開幕した。2021年の創業140周年、24年の新本社完成を見据え、国内若手アーティストとのコラボレーションで生み出された作品を展示。京橋を拠点に事業を展開してきた同社のルーツとなる建築と土木を見つめ直すきっかけとなりそうだ。会場は東京・京橋の同社本社ビル。会期は10月20日まで。
 アートイベントは新本社に若手芸術家の作品を展示する場を設け、文化芸術を発信し続けるという思いを込めて開催する。建築展「島京(とうきょう)2021」は24日まで、美術展「慰霊のエンジニアリング」は9月14日~10月20日を予定する。総合ディレクションをアーティストの藤元明氏、企画アドバイザーを永山祐子氏(永山祐子建築設計主宰)が務める。
 20年開催の東京五輪・パラリンピック以降を見据え、建築展は大都市・東京の状況を俯瞰(ふかん)する。来訪者やアーティストが東京の将来像を模索する場となる。メイン企画は、建築家・藤村龍至氏(RFA代表取締役)が建築作品のテーマである「東京=島京」を考案し、中山英之氏(中山英之建築設計事務所主宰)がディレクションを担う。建築を学ぶ学生の作品や新本社の完成予想模型も展示する。
 美術展では建築家の西澤徹夫氏(西澤徹夫建築事務所主宰)、美術家の黒瀬陽平氏が「災害」と「祝祭」をテーマに日本の近現代史を振り返る。情報化社会が始まった1970年代を起点に文化や芸術、技術革新の変遷をたどる。
 開幕直前の2日、本社ビルで参加アーティストによる記者会見が行われた。建築展のテーマについて、藤村氏は「島の集合体の中に東京がある。島京の将来を想像した建築作品を多くの人に見てもらいたい」と期待を寄せた。
 会場は東京都中央区京橋1の7の1の「TODA BUILDING」1階。入場無料。詳細は戸田建設のホームページ(https://tokyo2021.jp)へ。

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