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大林組ら/道路橋床版撤去を効率化する工法開発/乾式ワイヤソーで水平切断  [2019年8月9日3面]

 大林組と横河ブリッジ、コンクリートコーリング(大阪市都島区、藤尾浩太社長)の3社は、道路橋リニューアル工事で効率的に床版撤去を行うことができる新工法「サブマリンスライサー」を開発した。乾式のワイヤソーを用いた乾式水平切断装置により、桁と床版の接合部を床版下から水平切断する技術。ずれ止めも含めて一度に切断する。従来方法よりも施工ステップを大幅に削減できるとしている。
 乾式水平切断装置を床版の下に取り付け、ハンチ部をずれ止めごと切断し、桁と床版を切り離す。同装置では床版から1センチ下の部分を切断できるため、ハンチ高さが低い床版にも適用が可能という。床版が桁に載ったままの安定した状態で切断するため、作業の安全性も向上する。
 一般的な従来工法では、桁の両側の床版を鉛直に切断した後、桁に残った床版コンクリートをウオータージェットなど用いて撤去し、最後にずれ止めを切断していた。施工ステップが多く、大量の排水処理や騒音が生じることも課題になっていた。
 新工法では、施工ステップの削減により、従来工法と比較して交通規制期間が最大で65%程度に短縮できるとしている。

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