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東京都/大井ホッケー競技場(大田区、品川区)が完成/普及・振興の拠点に  [2019年8月20日4面]

小池百合子知事(中央)らのテープカット

公式国際大会に対応するピッチ

 東京都は、2020年東京五輪のホッケー会場となる「大井ふ頭中央海浜公園ホッケー競技場(大井ホッケー競技場)」(大田区、品川区)の完成式典を17日に現地で開いた。ショートパイル人工芝のメインピッチや約2600席のスタンド、散水設備、電光掲示板などを備える。観客席は屋根で覆われている。五輪期間中は仮設スタンドを設け約1万席にする。
 大田、品川両区にまたがる大井ふ頭中央海浜公園に位置し、ピッチとスタンドを新築した。施設はRC一部S・SRC造3階建て延べ5900平方メートルの規模。基本・実施設計は梓設計、施設の施工は菊池建設、設備工事は関電工が担当した。野球場を挟んで向かいのサブピッチも改修した。
 完成式典には小池百合子知事や日本ホッケー協会名誉総裁の高円宮妃久子さま、鈴木俊一東京五輪担当相、タヤブ・イクラム国際ホッケー連盟オリンピック担当責任者、松原忠義大田区長、濱野健品川区長らが出席した。冒頭、小池知事は「(17日で)五輪まで344日。交通の混雑緩和などに取り組んでいる。競技場は都民がさまざまなスポーツを楽しむ場になる。大会後も末永く愛され、多くの人に利用される施設になってほしい」とあいさつ。久子さまは「日本のホッケー競技に大いに活用されるよう期待する」と述べられた。
 ショートパイル人工芝の長さは約1センチで、衝撃吸収層の上に敷設した。周囲6カ所にポップアップスプリンクラーを備え、8分間で約20トンの散水が可能。公共のホッケー競技場は少なく、日本ホッケー協会は競技力の強化やホッケーの普及・振興拠点として活用する考え。サッカーやラクロス、アメリカンフットボールなどにも利用できる。都は公園内の施設と連携し、総合的なスポーツ・レクリエーション拠点の形成に役立てる。
 当日はこけら落としを兼ねホッケー女子日本代表がインド代表と対戦した。会場では、ミスト散布などいくつかの暑さ対策が試行され、小池知事は「大会組織委員会と連携し、一番いい暑さ対策を使いたい」と述べた。

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