工事・計画

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大阪府摂津市/千里丘駅西地区再開発/32階建て住宅棟など、19年度都市計画決定へ  [2019年8月20日10面]

駅から見た完成イメージ

 大阪府摂津市は千里丘駅西地区市街地再開発事業(千里丘1)の都市計画案などを公表した。一体的に再開発を促進する地区の面積は約2・3ヘクタールとし、このうち市施行の再開発事業面積は約1・5ヘクタール。JR千里丘駅の西隣に駅前交通広場を設け、広場の西側に広がるI街区に地下1階地上32階建ての超高層マンションや商業・業務施設、自走式駐車場を計画。I街区の北側のII街区にも商業・業務施設を配置する。本年度中の都市計画決定を予定。2028年度ごろの完成を見込む。
 再開発事業を行うエリアのうち、現在存在しない駅前交通広場を約3100平方メートルの面積で確保する。この広場と大阪府道大阪高槻京都線とをつなぐ区画街路1号線(幅員8・7メートル、延長約80メートル)と同2号線(幅員4・8メートル、延長約40メートル)も計画。
 I街区(約0・6ヘクタール)に予定している超高層マンション(280戸)と商業・業務施設の総延べ床面積は約4万4000平方メートルに及ぶ。このうち商業・業務施設の延べ床面積は約5000平方メートル。駐車場は3階建て。駅とI街区2階を接続する自由通路も建設する。
 II街区(約0・1ヘクタール)の商業・業務施設の規模は5階建て延べ約2300平方メートル。
 再開発事業に民間企業のノウハウを活用し事業を円滑に進める「特定建築者(特建者)制度」の導入を想定。同制度では特建者選定前に、事業計画などの作成を支援する事業協力者を決めることになる。
 市は本年度、「千里丘駅西地区再開発事業都市計画決定手続き等支援業務」を都市問題経営研究所に委託。同業務には事業協力者の公募要項作成も含む。20年度にも事業協力者を決め、早期の事業計画決定を目指す。
 再開発事業は千里丘1の5、7、8、10で行う。大阪府道の大阪高槻京都線と正雀停車場線に囲まれている。
 1988年に同駅西地区再開発準備組合を設立し活動を進めていたが、事業化に至らず17年に準備組合を解散した。
 その後、市は市施行による再開発の方針を決定し、準備組合が作成した街区整備計画案を見直す作業を進めてきた。

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