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清水建設/岐阜県立森林文化アカデミーと連携協定/循環型社会へ人材育成など推進  [2019年8月21日3面]

井上和幸社長と涌井史郎学長が協定書に署名

 清水建設は20日、森林教育・学習機関の岐阜県立森林文化アカデミー(涌井史郎学長)と人材育成などに関する連携協定を結んだ。地域循環型社会の実現につなげることが狙い。森林や木に関わる人材の育成に取り組むほか、森林・林業・木材産業の振興や、社会基盤としての森林の公益的機能維持といった面で協力する。初弾の取り組みは来年2月に開始する。135年の歴史を持つ同社東京木工場の技能者が、同アカデミーの学生に技術や技能を教える予定。協定期間は2021年3月末まで。
 同日に岐阜県美濃市の同アカデミー会議室で締結式を開いた。同社の井上和幸社長と涌井学長が協定書に署名し、協力していくことを確認した=写真。涌井学長は「木材はいわば自然資本財だ。国土形成の基盤として今後さらに重要になる。協定締結により双方にとって良い結果になるだけでなく、地域や国に貢献できるものになる」と語った。井上社長は「将来の国土づくりに向け森林の保全、有効活用は欠かせない。人材・技術の交流に磨きが掛かり、将来の新しい価値創造につながると確信している」と期待を寄せた。
 同アカデミーは、01年に設立された2年制の専門学校。県林業短期大学が前身となる。高校卒業者らを対象としたエンジニア科と、大学卒業者や社会人が学ぶクリエイター科の2学科がある。木造建築に携わる技術者や林業関係者向けの研修会も実施している。

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