企業・経営

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

建設技術研究所/自動運転サービスの調査研究に本腰/社内横断PTで検討加速  [2019年8月23日3面]

 建設技術研究所が自動運転サービスの調査・研究事業に本腰を入れている。本社、東京や中部などの支社が横断で立ち上げたプロジェクトチーム(PT)が事業参入に向けた検討を加速。自治体が発注する事業可能性調査(FS)業務に積極的に対応し、利便性と回遊性を実現する自動運転サービスの普及を目指す。人手不足に陥る交通事業者や高齢化が進む地域を対象とし、積極的に導入提案を図る考えだ。
 自動運転サービスの普及に向け同社は、自治体を対象にしたニーズ把握や需要評価などの調査を推進。大都市圏以外に、運転手不足や発着時間の遅延が発生しがちなコミュニティーバスを運行する地方都市に提案する考え。
 自動運転サービスの展開に向け、同社は2018年4月に本社と東京、中部、大阪の各支社で働く社員で組織するPTを設置。将来的には提案先の自治体をターゲットに、街づくりやインフラの維持管理業務を受託したい考え。収益基盤のさらなる強化を狙う。
 現在、愛知県幸田町で名古屋大学との共同で導入調査に着手。高精度な3Dマップに車両や交通情報を付加した「ダイナミックマップ」などを活用したサービス展開を目指す。
 同町以外には、産学が連携して社会的課題の解決を図る「知の拠点あいち重点研究プロジェクトIII期」にも参画。アイサンテクノロジーやKDDI、名大ら8者と連携しダイナミックマップを活用した自動運転の社会実装を目指す。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。