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農水省/20年度予算概算要求の重点施策案/農業農村整備を推進、強靱化は特別枠で  [2019年8月26日2面]

 農林水産省は23日、2020年度予算の概算要求に盛り込む重点施策案をまとめた。公共事業関係費は例年と同様、農地の大区画・汎用(はんよう)化や水路のパイプライン化、古くなった農業水利施設の長寿命化や豪雨・耐震対策などに取り組む農業農村整備事業を推進。治山事業や農山漁村の防災・減災対策なども列挙した。
 公共事業関係費として予算を重点計上する施策によって、関連産業の成長や防災・減災対策の強化につなげる。政府が18年12月に閣議決定した「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」(18~20年度)の事業も推進。緊急対策の一環として、18年7月豪雨の被災地で決壊などの被害が相次いだ農業用ため池の改修や統廃合などに取り組んでいく方針だ。
 3か年緊急対策に充てる予算額は概算要求ではなく、20年度予算案を編成する過程で別途検討する。政府方針に基づき、20年度までの時限措置として従来の予算枠に上乗せする「臨時・特別の措置」で確保する予定だ。
 概算要求で重点計上する施策案のうち、非公共事業では農業水路の長寿命化や防災・減災対策支援、食品流通拠点施設の整備などを列挙した。一方、概算要求で東日本大震災復興特別会計に重点計上する施策案には、漁港施設や海岸保全施設などの復旧・新規整備を挙げた。
 重点施策案などは、23日に東京都内で開かれた自民党の農林・食料戦略調査会と農林部会の合同会議に報告した。

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