行政・団体

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

国交省・林俊行建流審が就任会見/CCUSを処遇改善に/新・担い手3法の円滑運用へ  [2019年8月27日1面]

インタビューに答える林建流審=23日夕、国交省で

 国土交通省の林俊行官房建設流通政策審議官は23日、日刊建設工業新聞など専門紙各社と就任会見し、技術や技能などを持つ企業や人が評価され成長する仕組みづくりや環境整備に強い意欲を示した。技能者の処遇改善に向け、建設キャリアアップシステム(CCUS)の普及に力を注ぐ方針。6月に成立した「新・担い手3法」に関する諸制度の円滑な運用に向けて努力する考えも示した。
 人口減少時代で生産年齢人口が大きく減ることを踏まえ、「建設業が若い人にとって魅力を感じられるような産業になることが大事だ」と強調。CCUSを能力や経験に応じた処遇を実現するためのツールと位置付け、「本腰を入れてCCUSの普及促進を図る。技能者や事業者の登録が進むことで受注者だけでなく、公共と民間の発注者にもメリットのあるシステムに成長させていきたい」との方向性を示した。
 新しい在留資格「特定技能外国人」の建設分野への受け入れについて、「賃金水準やCCUS登録といった(国交省独自の)基準をクリアし、国内人材の処遇改善につながることが前提となる」との認識を示し、「今後もウイン・ウインの関係で制度作りを進めることが重要だ」と語った。
 改正公共工事品質確保促進法(公共工事品確法)の基本方針や運用指針、改正公共工事入札契約適正化法(入契法)に基づく適正化指針の改定作業が進む中、「公共発注者や業界の意見を聞きながら、円滑に運用できるよう努力していきたい」と述べた。
 中堅・中小を含め建設業の海外展開については「事前の準備が最も重要。トップセールスなどを通じて、いかに実りあるプロジェクトを取っていくかだ」との認識を示した。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。