工事・計画

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北海道富良野市/新庁舎建設プロポ公告/ECI方式、9月17日まで参加受付  [2019年8月27日6面]

 北海道富良野市は23日、「富良野市新庁舎建設工事」の優先交渉権者を選定する公募型プロポーザル手続きを開始した。施工者が実施設計を支援するECI方式を採用。建築、電気、機械の各工区で結成した甲型JVを構成員とする乙型JVの結成を参加要件とする。参加表明書は9月6~17日に受け付け、同24日に資格審査結果を通知する。
 弥生町1の1に所在する現庁舎はRC造地下1階地上3階塔屋1階建て延べ5263平方メートルの規模。建設から50年近くが経過するため、建物や設備の老朽化とともに耐震性能も不足。また市民利用が多い教育、保健福祉関係の窓口が分散し、エレベーターもないなど利便性にも課題がある。
 こうした現状を踏まえ、市では点在する行政機能を集約し、さらに築45年以上が経過する富良野文化会館(SRC造3階建て延べ4553平方メートル)と複合化する。
 基本計画・基本設計は北海道日建設計が担当。基本設計案によると、新庁舎の建設地は現庁舎敷地内(敷地面積1万2564平方メートル)で、施設規模はRC一部SRC造4階建て延べ8713平方メートル程度を想定。東側に庁舎、西側に文化会館の後継施設となる客席551席の大ホールを設ける。参考事業費は49億35百万円。
 工事範囲は建築、電気設備、機械設備で工期は2022年5月31日。優先交渉権者と実施設計技術協力業務委託契約(業務委託料参考額500万円)を結び、設計全般に対する技術検証やプロポで採用された技術提案やVE提案などの技術情報の提供、総合施工計画の検討・作成、工事工程の検討・工程表作成、コスト管理支援などの技術協力を求める。履行期間は20年7月31日まで。実施設計の受託者は10月に決定する見込み。
 参加資格は建築JV、電気JV、機械JVの3業種で構成する異業種特定JV。各JVは富良野市内に主な営業所を有する1者を含む2~3者で構成する。建築は、経営事項審査の総合評定値が代表者は1100点以上、その他構成員は900点以上、電気と機械工事の代表者は総合評定値1000点以上出あることなど。
 優先交渉権者の選定では、VE提案の提出を求め、選定委員会で採否を審査する。VE提案採用後に技術提案の提出を求め、評価点が最も高い者を優先交渉権者として選定する2段階審査選考方式を採用する。
 参加資格確認後、VE提案書は10月11~28日に受け付け、11月5日のヒアリングを経て、同8日に採否を通知。その後、同25日まで技術提案書を受け付け、同29日にヒアリングを行い、12月2日の最終審査結果公表する。
 担当は建設水道部都市建築課(電話0167・39・2316)。

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