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九州北部で大雨被害/土砂災害や冠水相次ぐ/官民が応急復旧奔走  [2019年8月29日1面]

冠水した長崎自動車道武雄北方IC周辺=佐賀県武雄市(西日本高速道路会社提供)

 記録的な大雨が降った九州北部地方では28日、各地で河川の氾濫や土砂災害、市街地の冠水といった被害が相次いだ。行政機関や建設業界は壊れたインフラの応急復旧に奔走。国土交通省は同日午前に東京・霞が関の省内で災害対策本部を開き、石井啓一国交相が緊急災害対策派遣隊(テックフォース)による被災自治体への迅速、全面的な支援などを指示した。
 国交省によると、大雨特別警報が出された佐賀と福岡、長崎の3県を中心に被害が拡大した。同日午前時点での被害状況を見ると、国管理の牛津川(佐賀県小城市)や松浦川(同伊万里市)などで堤防越水が確認された。高速道路や一般道での冠水や土砂流入も相次ぎ発生。鉄道の道床が流出する被害も出た。
 建設業界は応急復旧に奔走。建設コンサルタンツ協会九州支部の会員企業がドローン(小型無人機)で堤防越水した国管理河川の被害状況を確認した。長崎県からの要請を受け、長崎県建設業協会の会員企業が河川などの復旧に当たった。大手ゼネコンなど建設各社は現地で施工中の現場や完成済み物件の被害状況を確認。28日正午ごろまでに大きな被害は見つかっていない。

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